2021年7月6日(火)、長門市立明倫小学校(長門市三隅中・香月泰男画伯の母校)5年生のキャリア教育の一環として、「デザイナー」という仕事を知ってもらう機会をいただきました。
この学校は、ITベンチャー、ピスク株式会社大草快貴社長の母校で、藤本義彦校長先生がが大草社長の担任だったことがご縁での授業であり、株式会社スオウの原田哲也社長(ウェブエンジニア・IT塾経営)とともに、この授業でお話しさせていただきました。

11歳の子どもたちは当然、スマホのアプリやゲーム、youtubeはネイティブなので、大草社長がレクチャーされた動画編集や、WEBサービスの仕組み、原田社長が実演された子ども向けのプログラミング教材「Scratch(スクラッチ)」には大喜びで、歓声があがり、とても盛り上がりました。


一方、弊社の事業「デザイン」、職業「デザイナー」は、知らないだろうな…と思っていたとおり、残念ながらそれを知っている児童さんは今回一人もいませんでした。
けれど、「絵を描くことが好きな人〜!」と呼びかけると、何人もの児童が元気に手を上げてくれました。

そこで弊社社長は、
絵を描くことが好きで、いつもひとりで絵を描いている子どもだったこと。
小学生になって、漫画を描くようになったこと。
やがて、イラストレーターになりたいと思うようになったけれど
職業としては、デザイナーになった方がいいという助言から、この仕事を選んだこと。
そして、今、デザインの仕事のなかに自分で描いたイラストを入れるという、仕事をしていることを話しました。

それぞれの講師のまわりには、それぞれの仕事に興味を持つ子どもたちが集まり、
絵を描くことが好きだという子どもは、持ち込んだイラストやチラシなどの制作物に興味津々。
とても元気でワクワク、きらきらと賑やかな授業となりました。




授業終わりの「ふりかえり」という感想では
「得意なことを続けて将来につなげたい」
「絵を描くのがすきなので、絵を生かせる仕事をしたい」
「私もデザイナーの仕事をしたい」
というメッセージをもらいました。

好きなことの延長線上に出会ったこの「デザイン」という仕事。
子どもの時にはできることが少なくて、世界もとてもとても狭いけれど
少しずつ大きくなるにつれ、少しずつ世界が広くなり、選択肢が増えていきます。
子どもの頃にいろいろな仕事があることを知っていくことは、とても大切だなと思います。
そして、今回お話しした児童さんのなかから一人でも、大好きな絵を活かした仕事についてくれるといいなと、心から思います。
写真撮影:実近克樹さん